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中途採用面接で企業はあなたの何を見ようとするのかを教えます!

中途採用試験を受ける中年男性

面接では頑張りますコールのオウム返しだけはやめよう

書類選考や筆記試験に受かり、面接となるとあなたの意気込みも違ってくるでしょう。

特に昨今のように就職の厳しい状況では、何が何でも合格したいという気持ちは分かりますが、「採用してくださるのでしたら、何でもやります。頑張ります」を連呼する(こういう人が非常に多い)のはやめた方がよいでしょう。

面接というのは、応募者の「頑張ります・働きたい」のパフォーマンスに採点する場ではありません。

面接で採用側がポイントを置くのは「必要としている人材であるか」ということです。

つまり、これから配属する予定の部署ですぐに戦力となるだけの実力・能力・技術を備えているか、さらに将来性の有無です。

ですからどんなにやる気があっても求める力がなければダメと言うこと。ですから、受けようと思う企業ではどういう人材を求めているか、そして自分はそれに応えられるかを見極めることが大切です。

もう一つのポイントは、「できること」「やりたいこと」を明確にしているかということです。

派遣社員に関する法律の改正により、今後は正社員に求められる力量はレベルが高くなっていくのは事実です。

極端に言えば、これまでの一般職の職務はアウトソーシング化したり派遣社員に任せたりして、総合職の職務を正社員が担うというようになっていく傾向にあるといえます。

そうなったとき「仕事に対する姿勢、目標」を明確にしていて、それを会社の向かう方向に合わせて全力投球していける人だけが必要となってくるのです。

履歴書の記載のところでも言いましたが、どの会社にも同じ内容の履歴書を送ってはいけないのと同じように、面接でもどの会社でも同じ受け応えをしていては足元を見られます。

非常にしっかりしていて一見優秀な人が、転職ではなかなか決まらないという相談をよく受けますが、やはりこういうことの認識が足りないのではないかということになります。

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面接は優秀社員コンテストではありません

面接試験とは受かることが目標ではなく、今後その会社で社員としてやっていけるかどうかを採用側も応募者もお互いに見いだせるかということなのです。

企業によっては二次・三次と面接を数回行うところもあります。つまり、現場責任者から見て、すぐに仕事を任せられる人物か、その職場で上手くやっていける人物かということと、経営者から総合的に見て魅力がある人物かということです。

具体的に何か、それは会社によって全く異なるので言及はできません。

意外と多い筆記試験の実施

新卒の場合、一次試験の筆記試験で応募者は大きくふるいに掛けられますが、中途採用でも筆記試験を実施する企業は少なくありません。

ただし、どれくらい選考のウェイトを占めるかは企業によって異なり、「一定の常識くらいは持っていないと困る」と合格のラインを引いている企業もあれば「あくまでも参考程度」という企業もあります。

いっぽう、IT関連企業をはじめ技術者を募集する企業では「適性検査(プログラミングなどの実技など)を非常に重視する」というところが多いようです。

筆記試験ではどういう対策をしたらよいか

筆記試験には、おもに一般常識・教養問題、作文・小論文、適性検査(能力・性格)などがあげられ、ほかにも前述のような専門分野での適性検査が行われることがあります。

たいていは事前に人事担当者から通知がありますが、面接の前に不意打ちを食らうこともありますからご注意を。

ではこれらについてどういう対策をしたらよいか、といってもどれもI夜漬けでなんとかなるものではありません。しかし、転職を決意した時点からでも遅くはありませんから、努力はすべきでしょう。

たとえば、日経新聞や経済関連の雑誌あるいは業界紙は努めて細かく読む。特に社説、論説、時評などは参考になります。

また、時事問題はもちろん、様々なテーマに自分なりの考えを論理的にまとめる訓練をしてみるなど、普段の自分の思考や言動でもか諭しながら行うようにします。

これらは筆記や面接の試験のためだけでなく、あなた自身にとってプラスになるはずです。

なお、もし心配なら、新卒の就職試験用の教養問題の参考書、新聞のダイジェストなどを参考にしてみるのもよいでしょう。

適性検査には、事務処理能力を見る知能検査のような問題のものと、「筆記試験ではどういう対策をしたらよいか」という性格適性検査があります。

SPIは、協調性や責任感を見るもので問題集も市販されています。

適性検査では得点がどれだけかという見方もありますが、むしろその人の能力のバランスあるいは基礎能力と性格とのバランスを見るという企業もあります。

落ち着いて「あなたらしい」回答をするべきでしょう。

また、作文・小論文では、企業側が見るのは、構成力、表現力、論理性、視点の置き方、説得力などです。

肩肘張ったり背伸びしたりせず、自分の言葉で自分なりの表現をすればよいのです。