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解説します!!採用側に誠意が伝わる履歴書の具体的な記載方法

見やすい履歴書の書き方

履歴書作成の常識知っていますか?

履歴書というのは一生のうちで何度も書くものではありませんが、最低限のマナーと常識というものがあります。

それは読む人に対してです。たとえすばらしいと思われる履歴内容であっても、雑な書き方、漢字の使い方が間違っている、敬語が使えない、書き損じたところを修正液でべたべたにして書き直しているでは、採用側もいい印象は受けないでしょう。

採用側は記載内容だけでなく、そこからどういう性格や人柄かなど人物像も見るのです。

ではまず、基本的な履歴書のマナーを説明しておきましょう。

履歴書を書くときの⑧のマナー

マナー①

手書きで、一字一句丁寧に書くこと。職務経歴書はパソコンやワープロのほうが望ましいのですが、履歴書は手書きです。字が下手なことを気にする人がいますが、うまい下手よりも一生懸命に丁寧に書いているかが問題です。逆に字が上手な人でも、書き殴ったような雑な書き方ではひじょうに失礼にあたります。

マナー②

黒のインクのペンを使う。読みやすく消えにくいものがいい。

マナー③

記入漏れや誤字脱字をしない。漢字・仮名遣いが不安なら、必ず辞書を引いて確認すること。

マナー④

書き間違えたら、修正液で直したり、棒線で抹消したりせずに、新たに書き直すこと。

マナー⑤

写真の貼り忘れ、印鑑の押し忘れをしないこと。

マナー⑥

虚偽の内容を書かないこと。後で必ずばれる。

マナー⑦

書き終えたら必ず見直して、コピーを取っておくとよい。面接に行くときにどういう内容の履歴書を送ったか確認するため。

マナー⑧

切手の貼り忘れ、料金不足が生じないように、郵便局の窓口に出す。




履歴書の各項目の具体的な記載方法

①日付

作成日ではなく提出日を記入する。郵送の場合は投函日、持参の場合は持参する日。

②氏名

楷書ではっきりと書くこと。大きすぎても小さすぎてもダメ。また、ふりがなを忘れてはいけない。

用紙に「ふりがな」と記載されていれば平仮名で、「フリガナ」と記載されていればカタカナで、その漢字に対応して、上に書くようにする。

③印鑑

絶対に押し忘れがないようにすること。枠の中央に押す。曲がったりかすれたりしないように気を付ける。

④生年月日

正確に記入する。年齢条件に合わないからといってごまかしてはダメ。採用が決まったとき社会保険の手続きでばれる。

⑤現住所・連絡先

都道府県名も略さず、番地まで正確に。アパートやマンションの場合はその名前と部屋番号も記入する。

連絡先は、とにかく先方が確実にスムーズに連絡できる方法を書く。

面接試験の日程の連絡およびそのスケジュールの調整で、電話で連絡をしてくる企業が多いので、昼間と夜間で電話連絡先が異なる場合はその事情も説明して両方記載しておく。

勤務先に連絡をしてもらってもよいのなら勤務先の会社名と部署・電話番号を。直通電話があるなら「直通電話」と書いてその番号を。

携帯電話や留守番電話に連絡を入れてもらいたいなら、その旨を記載して番号を記入する。

いずれにしても、ややこしい場合はお詫びの一言(「~の事情で申し訳ございませんが≒たいへん申し訳ございませんが」など)も書き添えたほうがよい。なお、Eメールのアドレスがあれば記載した方がよい。

⑥写真

カラーでもモノクロでもどちらでもよい。3ヵ月以内に撮ったものであること。スピード写真やスナップ写真の切り抜きはダメ。

上半身正面向きで男性ならスーツーネクタイ着用、女性ならスーツ着用でアクセサリーはしない。裏には記名しておく。

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⑦学歴

まず一行目には(学歴)と記載する。小中学校は卒業年度だけでよいが、高校・専門学校、大学は入学・卒業年度も記入する。なお、国公立の場合は国立・○○県立・○○市立も必ず記載する。専門学校の場合は履修コース、大学の場合は学部、学科名まで記載し、専攻や卒論のテーマ、ゼミでの功績、留学経験など自己PRにつながるものがあれば記載してもよい。

⑧職歴

学歴の最終行から一行あけて、(職歴)と記載する。社名、部署名、役職名だけでなく、職務内容も簡単に記載するとよい(具体的には職務経歴書に記載する)。

複数の会社経験がある場合も経年順に記載する。職歴の多いことを不利と捉える人がいるが、むしろたくさんの経験をしているはずだから、そのなかから学んだり習得したことをピーアールするとよい。

決して職歴を隠さないこと。後で社会保険の手続きの際に事実が判明する。なお、アルバイトなどの経験がある場合、これは職歴には入れられないが、失業中のブランクが長いとその間について疑問を持たれるので記載してもよい。

退職理由は「一身上の都合」「会社都合」でもよいが、先方によく分かるように書いたほうがよい。

学歴・職歴の記載が終わったら、最終の行の次の行に「以上」と記載する。




⑨資格・免許

仕事に直接関係しないものでも、たとえば教員免許や図書館司書、自動車運転免許などは記載してもよい。

ただし、珠算の5級とか英検の3級などは書かないほうがよい。

また、現在取得のために勉強中のものがあればそれも勉強中として記載してもよい。

また(資格ではありませんが)と注記して、○○のインストラクター歴○年とか、パソコン歴○年、○○○のスーパーバイザー歴○年などなら記載してもよいだろう。

⑩趣味・特技

ここでは人柄や人間性が垣間見られる。「釣り」「ピアノ演奏」「スキー」「剣道○段」など何でも書いてもよいが、例えば読書や音楽鑑賞ならどういうジャンルが好きだとか、ありきたりにならないようにする。

また、できるだけ仕事に関連することを記載したほうがよい。たとえば、「英語に自信あり。前の会社では海外勤務○年、帰国後は外資系企業の営業を担当≒接客を得意とします。

数分のコミュニケーションでお客様のニーズをかぎ分けることができます」など、具体的に記載するとよい。

⑪健康状態

よほど業務中に配慮する必要がない限りは「良好」とする。

⑫志望動機
なぜ「この会社」を選んだかを具体的に書く。誰でも書くような抽象的な言葉や、どこの会社にでも通じるような言葉はダメ。

そのためには企業研究が必要となるが、どうしても入りたいのなら行って当然。

⑬本人の希望

ここを空欄にしておくようではやる気が疑われる。給料・勤務地・配属などには、特に希望があれば書いてもよい。

この会社に入って何がしたいか、どういう社員になりたいかなど、積極的に自己PRをしてもよい。

⑭通勤時間

自宅から会社までの所要時間を記載する。遠距離通勤の場合、それを不利と捉える人がいるが、それが採用に影響することはまずないので正確に記載する。