転職

リストラ・倒産は恥ずべきことではありません

会社都合の退職でも仕事への熱意は消さないで!

平成28年の1年間で会社都合により離職した人の数は約54万人で、しかもその約半数が44歳以下となっています。

増え続ける非自発的離職者。しかし、こうした非自発的離職者も、自発的離職者つまり自らの意思で進んで転職しようとしている大だちと同じ土俵で転職活動を行わなければなりません。

かつのて山一証券のように寝耳に水である日突然解雇となった人も少なくありません。

こういった事情で転職に踏み切らざるを得なかったというのは、非自発的離職者にとっては大きなハンディであるのですが、採用側ではほとんどの企業がそのような見方をしていません。応募者は皆同じスタートラインに立たされるわけです。

リストラや倒産によって退職せざるを得なくなったとしても、それを恥じることはあ力ません。

 

それは経営のコントロールをうまくできなかった経営者側の問題であって、あなた自身の評価にマイナスになることはないのです。

むしろ、経営難になっても最後の最後まで仕事をやり抜いた姿勢こそ評価されるべきでしょう。




自分の仕事力を守る

会社の経営さえうまくいっていれば、ずっと続けていたはずの仕事です。

倒産などで失業者となっても、失業者という言葉の響きに劣等感を感じていただきたくないのです。

これまで培った仕事の能力、技術などは自信を持って売り込むくらいの姿勢で転職に臨んでいいのです。

 

会社によっては面接時に、リストラに合うのはあなたにも問題があったのでしょうと、事情を把握せずに先入観でものをいう人もいます。そこでうつむいてしまったらそれを認めることになります。

企業の経営の悪化は社員一人の努力ではどうしようもありません。

あなたは自分を守ることを考え、これまでの自分の資質を1日も早くこれまでと同様あるいはこれまで以上に生かせるようにしたいことを主張すべきです。

自信を持って自分の力を提示して、リストラや倒産といった転職者にとってマイナスのイメージを払拭させていただきたいのです。

 

すぐに仕事を再開させたいという強い意思は、採用側にとっては「即戦力」という魅力にとれるはずです。

リストラは自分の社外価値を知るチャンスでもあります

一つの会社でまじめに働き続け、転職など考えたことがないという人が実際に多いわけですが、経営がうまくいっているときには会社側にとっても非常に都合がいい人材です。

ところが会社がいったん人員整理を始めるとまずあわてるのがこういう人達です。

自分は社内価値があるから大丈夫だろうと思いながらもオロオロしてしまうものです。リストラも大規模になると事業部(部署)ごとなくなってしまうことだってあります。

 

社内にとどまる価値を見いだすのももちろん大事ですが、こういうリストラが不偏的になってしまった今では、自分の社外価値がどれだけあるかを知ることも重要です。

一つの環境で発揮できた力が、環境が変わったらどれだけ通用するか、自分はどれだけプロ意識を持って仕事を遂行してきたか、社外のネットワークはどれくらいあるかなど、○○社の社員としてではなく個人としての強みをピーアールできるかを考えてください。

 

会社が退職勧奨を行ったとき、自らさっと手を挙げて出ていけるなら、転職だって自信を持って乗り越えられるはずです。