転職

転職を成功させる6つのポイントとは?行き当たりばったりでなくきちんと計画と作戦を練ろう

転職を成功させるポイント1:自分のペースを崩さない

転職のための活動は、じっくり構えて焦らずあわてず最後まで自分にあった会社を探すという覚悟が必要です。

転職環境が厳しいためか、さまざまな情報やおかしな噂が飛び交い、しかもそれに翻弄されている人が多いからです。

たとえば、これからは外資系が強いと聞いたので、慌てて英会話スクールに通いだしたとか、派遣社員から正社員に登用されることがあるらしいから、まずは派遣会社に登録するのが転職の近道だなど。

 

確かに外国企業、特に金融関係では、勢力的に日本での営業を展開してきているところもあり、それに伴って人材の採用も積極的に行われています。

しかし、だからといって俄に英会話を学んだところですぐにビジネスで通用する英語力が身に付くものでしょうか。

また、派遣社員として働いていた職場で、運良く正社員として採用されたというケースもこれまでには僅かですがありました。

また、1999年の改正派遣法で「契約1年後も引き続き同様の業務に従事する場合、派遣スタッフが望めば企業側は直接雇用しなければならない」と定められました。

 

しかし、現状の企業側の派遣社員の扱いを見ていると(従来は専門職として要所に配置していたのが、最近では人員削減して少なくなった社員の穴埋めとして暫定的に配置しているのであって、アルバイトやパートとあまり変わりないというのが実際です。

 

正社員への登用どころか、契約期間中に「明日からこなくてもいい」といわれるケースが増えているくらいなのです。

就職活動が長期戦になってくると、焦りも疲れも出てきます。

何社受けてもうまくいかないと、自信がなくなってきて、自分は人より劣っているのだろうかと思い始め、さまざまな情報に神経質になったりする人もいます。

でもそこで、他人の意見や外部の情報に流されるようなら、いつまでたっても採用通知は手に入れられないと思ってください。逆に「流されやすいタイプ」だからなかなか転職が成功しないと反省すべきかもしれません。

 

自分自身について知っているのも、今後どう進みたいのかを知っているのも「あなた」自身なのですから、強い意思をもって、自分なりの活動を継続すべきです。

何社も不採用を経験すると「ダメかもしれない」というあきらめが面接の時に表情に出る人がいます。採用側はこういうところを読みとりますから、また「不採用」となってしまうのです。

転職で成功した人は○力月以内に決めているなどという記事を情報誌などで見ると、焦らずにはいられないでしょうが、「焦らず慌てず」こそ転職成功の秘訣です。




転職を成功させるポイント2:何社受けてもオンリーユー

転職は、自分という商品を採用側に「売り込む」のと同じです。ところが、どんなに商品がよくても採用側か求めるものと異なれば採用されません。

だから、不採用となっても落ち込む必要などないのです。別にあなた自身が認められなかったのではないはずです。

ところが、就職活動が長期戦になってくると、焦りや諦めムードが出てきて、面接試験の時にもそれが顔に出ている人がいます。

あるいは、何社も受けているベテランとなって、面接にも慣れて受け答えや自己PRも上手になってくるのですが、逆に熱意や積極性が欠けてしまう人もいます。

 

何社、何十社受けようと、採用側にとっては初対面です。初心忘れずに、どの会社でも「御社で是非!」と真剣勝負で挑んで欲しいものです。

何社受けても、どこに行っても「オンリーユーー」です。

ただし、なかなか決まらないと希望の条件を緩めたり妥協したりしなければならないこともあります。

もしそうなっても、絶対に自分を卑下してはなりません。希望条件は落としても、自分の資質は落ちていないし落とさない、前向きな姿勢を貫いて欲しいのです。

 

転職を成功させるポイント3:家族や周囲への配慮を忘れずに

職場が変われば、当然勤務時間や給料などの待遇も変わってきます。

ですから、あなたに同居の家族がいるなら、あなたの転職はあなただけの問題でなくなることを認識すべきです。

転職することに家族の理解と同意を得ておくのは当然の前提事項です。決まってから報告するなどはもってのほかです。

生活の時間帯や経済面で家族が大きな影響を受けることになるならきちんと説明して、場合によってはバックアップをしてもらわなければならないこともあるでしょう。

 

就職活動中も、家族の協力は非常に大切です。

会社との連絡を取り継いでもらったり、経済的に協力してもらったり、あるいは精神的な支えにもなってもらうこともあるでしょう。

逆に言えば、そういう家族など周囲への配慮も必要です。あなたが落ち込めば周囲もつらくなるものです。

どんなに苦しいときがあっても、家族への気配りは忘れてはなりません。

厳しい就職戦線にうち勝つのは、自分にうち勝つのと同じです。




転職を成功させるポイント4:プランニングをしっかりと

転職が自分の思い通りになるとは限りませんが、大まかなスケジュールは立てておいたほうがよいでしょう。

今の会社には、いつ退職願を提出するか、残務整理にどれくらいかかるか、実際の退職日はいつになるか、雇用保険などの手続きはいつから始めるかなど、手続き処理上の問題もありますが、経済的に大丈夫かという問題もあるからです。

 

失業期間中の生活費は貯えてあるのか、退職金はどれくらい支給されるのか、雇用保険はどれくらい受け取れるのか、ローンがあるならそれは返済していけるのかなど、金銭的なことでは辞めた次の日から切実になる人もいるはずです。

社宅に住んでいる場合は部屋の明け渡し、Uターン就職の場合なら転居など、生活に関わる問題はあらかじめスケジュールを立てておかないと、余裕ある就職活動ができなくなってしまうこともあります。

転職を成功させるポイント5:会社規模・待遇だけにとらわれない

就職活動で最も重要なポイントとなるのは、「会社選び」です。

結果的に転職が成功であったかどうかは、どこに決まったか、仕事内容はどうなったか、待遇はどうなったか、そして自分自身がどれくらい満足あるいは納得しているかで判断することになります。

 

ですから、会社選びの条件をあげる際にも、給料などの待遇や勤務時間(残業の多少)、会社の規模は、かなりのウェイトを置いてしまうでしょう。

ただし、気を付けていただきたいのは、会社の規模が大きければ経営は安定しているという神話は崩れたということ、いわゆる大企業とか上場企業でもいつ倒産するか分からないということです。

いっぽう、不景気のなかでも伸びている会社は伸びているし、今後さらに景気が回復してくれば会社経営も変わってくるということです。

それは会社の規模や業種に関わらずです。
どういう会社が安定しているのかとか給料が良さそうなのかよりも、経営の将来性をよく見てみることです。

この経済不安の時期から脱出したとき、右肩上がりの経営になっているか、不況の後遺症であえいでいるかこそ、会社選びに重要なことなのです。

転職を成功させるポイント6:資格は転職のパスポートではない

1998年12月に労働省による「教育訓練給付制度」が発足しました。

これは、国が働く人の主体的な能力開発を応援し、雇用の安定と再就職の促進を目的として、雇用保険に通算5年以上被保険者であった人を対象に、資格・技能を取得する費用の8割を20万円を上限として給付する制度です。

受給できるのは労働大臣が指定する通信・通学教育講座(99年6月現在で4068講座)で、講座終了後1ヵ月以内に(ローワークに申請する必要があります。

 

これは、英会話やパソコンなど仕事のステップアップにつながるものから簿記、ホームヘルパー、宅建など特殊な資格などさまざまで、通信・通学講座でスキルアップを図りたい人には、経済的には非常に有利になります。

資格や技能を身に付けておけば、同じ内容の仕事をしている人と比べても、仕事能力はアップするはずですし、会社側も評価してくれるでしょう。

 

ただし、「○○業界に転職したいのですが、○○の資格は取得しておいたほうがよいでしょうか」という質問をよく受けますが、転職のために資格取得の勉強をするというのは、必ずしもそれで転職が有利になるとは限りません。

 

もちろん仕事に役立つ資格ならどんどん取ることをお勧めしますが、実際に取得してもその人がそれをどれだけ活かすことができるのかのほうが、会社にとっては重要なのです。

 

せっかく資格を持っていても活かされないなら絵に描いた餅と同じこと。会社は即戦力となってくれる人のほうが歓迎されるわけですから、これまでの実績のほうが強いPRとなるのです。

もちろん、資格や技能を取得するのは、働きながらでは大変な努力と忍耐が必要ですから、資格を持っているというのはそれなりに評価されますし、熱意も伝わるでしょう。履歴書に何らかの資格の記載がされているのはポイントが高くなるでしょう。

 

ただし、繰り返しますが、資格を自分が活かせるかどうかをよく考えることです。

資格をとっても即、就職に結びつくとは限りません。それに実務能力と経験がついて初めて大きな武器となるのです。それが転職組と新卒との大きな違いです。

なお、資格ならとにかく何でも履歴書に記載したほうがPR度が増すと勘違いしている人がいますが、たとえば外資系企業の英語秘書の仕事に応募するときに、英検3級とか準2級とか記載しても何の得にもなりません。ましてや、小学生の時に取った珠算4級などは書かないほうがましでしょう。