不健康

食事中にテレビをつけっぱなしにする習慣、やめませんか?

食事時のテレビを消す母親の手のリモコン

食事時の主役はテレビになっていませんか?

食卓の場所を決めた要素は、お父さんの座る位置でもお母さんの作業のしやすさでもなく、「家族全員がテレビ画面を見やすい場所に置く」ということが第一だったのではないですか?

そのくらい現代家庭の食卓とテレビは密接です。

「食べる時はテレビを消しなさい!!」と幼いころには怒られた記憶もあるのですが、テレビがついていないとシーンとしすぎて、なんだか気まずい感じもありますよね。

でも本来なら、食卓を囲んで家族がそろう時間はその日あった出来事を報告し合ったり、軽く冗談を言ったり、お説教したりと、積極的に会話を楽しむ貴重な時間のはずです。

テレビがついていたら、みんなの意識がそちらの集中してしまって、家族の事より画面に注目してしまいます。

せっかくのコミュニケーションとるチャンスの食事時間なのに、テレビが邪魔をしてしまうのです。

テレビを観ながらの食事は肥満の原因にもなります

では、ひとり暮らしの人が静かに寂しく食事を摂るときに、テレビを話し相手にするのなら問題が無いかと言うと、こちらも大問題です。

会話を楽しむ相手がいなくても、食事中にやるべきことがあるのです。食事中のテレビは単にお行儀が悪いというだけでなく、体にも悪いのですから。

テレビを観ながらの食事は、食べることへ対する集中力が薄れます。そのため、キチンと噛まず、飲み込むように食べてしまう事が多いのです。

キチンと噛まなければ消化も悪くなりますし、満腹中枢が刺激されないので、満腹感を得にくくなります。

そのため余計な分まで食べてしまい、太る可能性は極めて大です(咀嚼については下記の記事を参考にして下さい)。

それだけならまだしも、噛まないことが原因で満腹中枢が働かず、「正常な空腹感」すら感じなくなってしまうのだから問題は厄介です。

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テレビを観ながらの食事がこんな結果を生むことも…

お腹が減らなければ食欲もわかず、正しい食事が摂れなくなってしまいます。

さらに食事中のテレビが習慣になると、画面に見入ることで口の中にモノが入っているのすら忘れてしまう事が増えるのです。

つまり、食事中にボーッとする時間が多くなるわけで、これが日常になると口の中にモノが入っていないと落ち着かないようになってしまうという説もあります。

小さな子供の場合、それがツメ噛みや指しゃぶりのクセになることもあると言われてますし、大人でもガムや飴を常に口に入れておかないと集中できないようになることがあるそうです。

どうです?、けっこう怖くありませんか?

口の中に食べ物が入ったら、すかさず噛むことです。たくさん噛むことです。それが食事の基本なのですが、テレビはこの流れを邪魔し、悪癖ばかり呼び込んでしまうわけです。

 

最近、言語発達や社会性の遅れがある幼児に、テレビの視聴を止めさせたら、症状の改善が見られたという例を小児科の専門家が報告しました。

「健康のためにテレビを観るな!!」とは言いませんが、やっぱり食事の時ぐらいは消すことが、簡単だけど大切な健康法なのです。