不健康

なかなか寝付けないからと言って、寝酒を習慣化しているあなた、大丈夫ですか?

ナイトキャップが引き立つ夜景

寝酒はやめられない?

寝る前にパジャマ姿でスポーツニュースや深夜映画なんかを見ながら、ちびちび飲むお酒ほどおいしいものはありません。ナイトキャップ(寝酒)は、大人の特権と言えますね。

やがてお酒の効果で眠くなり、ゆったりと夢の世界へと。1日の疲れもすっきりと回復されるでしょう。

確かにアルコールは体の血液の循環を良くするだけでなく、自律神経を鎮静化させて整えてくれます。

 

眠るときにはなるべく体を温かくした方が良いのですから、キンキンに冷えたビールや酎ハイはナイトキャップにはふさわしくありません。

就寝前にお酒を飲むのならブランデーやウィスキーのホット割りや、温めた梅酒なんかもよさそうですね。

しかしながら毎晩必ず就寝前にお酒を口にする習慣は困りものです。

「だって飲まないと眠れないもの」なんて思い始めたら要注意です。ほんの1杯のはずが、水割りを2杯も3杯も飲み、挙句の果てに1本丸ごと空けてしまうのでは、ナイトキャップというより、それはもはや「孤独な酒盛り」です。

お酒だけでなくおつまみに手を伸ばすと…

飲んでいるうちにツマミが欲しくなりスナック菓子などを食べ始めたら、肥満の心配もしなければなりません。

アルコールの過剰摂取が続くと、自律神経障害が起こってしまう恐れもあります。

ナイトキャップを楽しむ時は、毎回同じお酒を、同じ量だけ飲むというのが理想です。

これに慣れると、グラスにナイトキャップ用のお酒を注いで香りを嗅ぐだけで眠くなってきます。

 

そうなればお酒を本当に口にする必要はありません。なるべくならばこのように楽しみたいものです(まぁ注いだお酒がもったいないので、酒瓶を見ただけで眠くなるのが理想ですが…)。

ただし、アルコールはあくまで眠りに導く就寝作用しかありません。

つまりアルコールには長い時間をぐっすりと眠らせる効果はないのです。ということは、不眠症などの睡眠障害をお酒の力で解決しようとするのは間違いと言うか、かなり危険な行為です。

飲んでも眠れないとなれば量はどんどん増え、最後にはそれこそ泥酔して気絶するまで飲んでしまう可能性が高いのです。




寝酒(ナイトキャップ)が過ぎるとアルコール依存症のリスクも

ナイトキャップに収まらず孤独な酒盛り状態が毎日続くようであれば、アルコール依存症へまっしぐらです。

病院にかかるほどでもないけど、ちょっと寝つきが悪い状態が続いているときは、お酒でなくまずビタミン剤の摂取を試しましょう。

ビタミンB5、B6はイライラや手足のだるさを解消する効果があります。ビタミン12には自律神経を整える作用があります。これらビタミンB群を摂取することで、不眠が解消されることもあるのです。

ナイトキャップは少量で雰囲気や香りを楽しむものです。くれぐれも「起きたらよくわからないけど、一升瓶が転がっていて、襖が破れている。しかも妻が書置きを残して実家に帰ってしまった!!」なってことにならないようにして下さいね。