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麺類が大好きで3食ソバでもOKですが、咀嚼は大丈夫?

麺類大好きで咀嚼機能がメチャ低下したギャル

国民的な麺好き文化ですが咀嚼にはよくないことも

日本人ほど麺好きな国民はいないでしょう。朝や昼食時、駅前の立ち食いソバや立ち食いうどんは忙しいサラリーマンでいっぱいです。

その他、ラーメン、スパゲティ、焼きソバ等々、麺類との付き合いは実に多彩です。

食欲が無くても麺類ならツルツルッと入ってしまいます。おまけに時間やお金がたいして無くても満腹になると来れば、こんなに頼もしい食べ物はありません。

ツルツルッと食べることが魅力の麺類ですから、しっかりと噛む必要はありません。噛んで食べるなんて面の食べ方を知らない奴、と言われることもあるくらいです。

という事は麺類を食べる機会が多い人ほど、咀嚼回数が少ないということになります。

そして麺を咀嚼しないで食べる癖がついてしまうと、他のものを食べる時でも十分に咀嚼することを忘れてしまいがちです。

ですから麺類好きほど咀嚼力が低下し、ひいては軟らかいものが好きな人間になってしまいます。

咀嚼はあなたが考えている以上に大事なのです

咀嚼と言うのは、一般的に考えられているよりはるかに大切な事なのです。食物をしっかりと咀嚼しないと、まず唾液が分泌されません。

唾液が分泌されないまま飲食すると、唾液の持つ消化酵素を利用できないので、胃の負担を招きます。唾液の抗菌作用や免疫力補助作用を受けないので、外からの雑菌や有害菌に対する抵抗力がつきません。

子供の頃、「よく噛んで食べなさい」と言われたのは、実は科学的にも正しかったのです。

また、咀嚼は歯を嚙合わせることにつながります。歯の噛み合わせは常に咀嚼することによって、正常な噛み合わせを維持します。

つまり、噛む習性が薄れると噛み合わせが悪くなり、歯並びが乱れやすいというわけなのです。

乱れた歯並びは、虫歯、歯周病、口内炎の原因にもなるので侮ってはいけません。歯の矯正にはすごくお金もかかりますしね。




咀嚼を甘く見ると顎関節症にまで発展してしまうかも

そして咀嚼力の低下の最終地点は「顎関節症」です。あくびをしたとたんあごの関節がそのままカックンと外れてしまうのが、顎関節症です。

大きく口を開けたとき、耳の付け根が痛く、カクカクと耳障りな音がするのも顎関節症です。頭痛、肩こり、めまい、吐き気、鼻詰まり、乗り物酔いなどの不快症状の原因となる事も多いようです。

あごの関節がしっかりとしていないことが、虚弱体質の原因となっているのです。

咀嚼と言う筋肉運動は、顎関節のバランスを整え、脳を刺激して、脳の感覚運動野の血流量を増やします。「固いものを好んで食べるお年寄りはボケにくい」という統計も出ており、咀嚼が脳の活性化に大きな影響を与えていることがわかります。

ツルツルと麺ばかりすすっていては、咀嚼力が低下していくでしょう。そして、「噛めない→噛まない」の悪循環にはまり、ますます麺類一辺倒になってしまうのです。

「ソバを食べるな」とは、言いませんが、食後にあごのトレーニングのために、固めのガムを噛んだりスルメを食べたりして、バランスをとるようにしましょう。