不健康

玄米食も正しい選び方や食べ方を知らないと実は不健康です

安全なはずの玄米食が…

玄米も食べ方や選び方が重要です

「精白米なんて栄養が無くて健康に悪いはず。その点やっぱり玄米だ」と、昼食は玄米ランチが売りのレストランがいきつけという人もいるでしょう。

特別の自然愛好家でなくても、なんとなく「白米より玄米」と考える人も多く、玄米信仰は根強いものです。

でも、たしかに玄米にあって精白米では失われている栄養素もありますが、玄米でなければ摂取できないものではありません。

それどころか玄米の選び方や食べ方によってはかえって健康を害することをご存知でしたか?

まず、玄米の「ぬか層」は消化しにくく、胃に負担をかけるので、精白米と同じように食べると消化器を傷めることがあります。それを防ぐには徹底的に噛まないといけません。

玄米をしっかり噛むにはかなり力も必要なため、あごの力が衰えている現代人にとっては、時間をかけて意識して噛まないと、丸飲みに近い状態で胃に送られることになってしまいます。

つまり昼食を10分でかきこむような忙しい生活では、とうてい玄米食はおススメできないのです。




玄米食でミネラル欠乏症の危険が?

もう一つの問題は、精白米に比べて玄米にはミネラルが豊富に含まれているものの、吸収率が低いことです。

種皮に含まれる「フィチン酸」が、カルシウムやマグネシウム、鉄などと結合して水に溶けない状態にしてしまうので、体への吸収を妨げるためです。

そのため、玄米を食べる時には野菜や牛乳などをしっかりと摂らないと、これらのミネラルの欠乏症になることもあるのです。

さらに、玄米そのものの安全性、残留農薬の問題もあります。一般的な稲作ではほとんどの場合、農薬を使います。もっとも農薬が残留するのは「もみ殻」の部分で、次いで種皮や果皮などの「ぬか層」です。玄米は「もみ殻」は除かれていますが、「ぬか層」は残っています。

つまり、無農薬や低農薬の信頼できる玄米でないと、農薬を体に取り込むことになってしまう心配があります。

そもそも体にいいからと言って、まずいものを無理して食べるのはどうでしょう?ご飯は美味しく食べてこそ健康に良いはずです。

安全な食材選びは収穫時期を気にしましょう

玄米と同じで有機栽培、無農薬野菜にこだわる人も少なくありません。「少しでも安全な食品を」と願う気持ちは理解できますが、ほとんどの人にとって、体に摂取しているものの全体量からするとその野菜たちは、ほんの一部にすぎないことは気づいていますか?

それに化学肥料で育てた野菜でも栄養価は変わりません。むしろ有機栽培がどうかよりも収穫時期の方がはるかに重要です。

また、古くなった野菜は硝酸塩を生じるので、旬の安価な野菜を買う方が理にかなっているのです。

付け加えると、こうした「安心な食品」は得てして高価ですから、お財布がピンチになった時、特売で怪しげなお総菜や輸入野菜を買ってしまいでもしたらチャラになってしまいます。

結局体に入る総量で考えないと、無農薬野菜もあまり意味がないのですよね。