ビジネスマナー

注意・忠告は真摯にうけましょう、後で真相はわかります

注意する男性

注意を受けるのは、なぜ?

両親や学校の先生から「勉強しなさい」「将来のことを考えなさい」と言われたことはありませんか?そんなときはつい「わかってるよ」と口ごたえしたものです。

自分でもわかっていることを真正面から注意されると、誰でも面白くないものです。

しかし、本当に自分でわかっていたのでしょうか。強い自覚があれば行動に表れますし、行動が伴えば誰も注意するはずがありません。

つまり親や先生は、あなたの自覚が足りない点を注意していたといえるでしょう。

自分達の経験から、あなたの考えが甘いところやあなた自身が気づいていない点を忠告してくれていたのです。

会社で上司や先輩から注意・忠告を受けるのも同じです。

ただし、親や先生があなた自身のためを思って注意するのと違って、職場ではあなたがきちんと仕事をこなさないと、周囲の迷惑になるということが第一にあります。

注意・忠告を受けた時点で、すでにあなたは職場の誰かに迷惑をかけてしまっていることが多いのです。




注意・忠告の目的

子どものころは親や先生からたくさんの注意や忠告を受けたことでしょう。

そのなかに「ああ、あのとき注意してくれたのは、このためだったんだな」と、最近になってようやく本当の意味に気づいたということはないでしょうか?

新人のあなたは、仕事についてまだ何も知らない状態です。自分ではわかっているつもりでも、思わぬことで上司や先輩から注意・忠告を受けることがあります。

そのときに「何言ってるんだよ、自分は間違っていない」とか「そんなこと、わかっているよ」と両親や先生から注意されたときと同じレベルで受け取ってはいけません。

職場で受ける注意や忠告は、仕事の結果をよくするためです。

目の前の仕事はもちろんですが、将来的にあなたが会社にとって有力な人材になることも目的の一つです。

ですから、あなたの仕事に対する取り組み方や社会人としての姿勢など、広い範囲を対象とした注意や忠告を受けるのです。

なぜ、注意や忠告を受けたのか、すぐには納得できないこともあるでしょう。

しかしそれは、あなたの経験不足が原因ということが少なくありません。あなたが成長するにつれて「ああ、このことだったのか」とようやく理解できる注意や忠告がたくさんあります。

あなたが受けた注意・忠告が適切かどうかを判断する前に、まずは謙虚に受け止めて従うことが大切なのです。

上司や先輩もあなたと同じように新人時代があり、それから何年もかけて多くの経験を積み、現在の地位についています。

あなたには見えないことも、たくさん見えています。あなたが注意や忠告の意味を理解することも大切ですが、忙しい上司や先輩にとってはまず仕事をうまく進めることが最優先なのです。
注意や忠告を受けるときは以下のポイントに気をつけてください。

  • 謙虚な気持ちで聞き入れる
  • 「なぜ?」と疑問に思ってすぐには納得できなくても、まずは従う

親や先生の注意がいまになって理解できるように、仕事で受けた注意や忠告も、あなたが経験を積むにしたがって本当の意味がわかってきます。

注意する上司や先輩達も、いまのあなたが納得できなくても、いずれは理解できるだろうと考えて注意しているのです。

注意や忠告を理解するにも、仕事の経験が必要なのです。

  • 経験の浅いあなたには、後になってわかる注意・忠告もある
  • 「自分は間違っていない」と決めつけず、謙虚に聞く