ビジネスマナー

学生時代の人間関係との違いは「みんなのためのあなたへ」です

職場の自分

「お客さま」から貢献する側へ

学生時代はあなたが「お客さま」

小学校に入学したころ、家を出るときにお母さんが「忘れ物はない?」と何かと気づかってくれたのを覚えているでしょう。

学校に着けば、今度は先生が「ケガしないように」などといろいろ面倒を見てくれました。

中学や高校へ入ると、先生は試験の成績が悪ければ追試を行い、進学受験についても相談にのってくれたでしょう。

どうして親や先生はあなたの面倒を見てくれたのでしょうか?それはあなたがまだ学生で、大人達の援助が必要だったからです。

学生時代とは、あなたが社会に出る準備をするため、周囲の大人達が一生懸命に動いてくれる時期なのです。

学校の先生達はあなたに勉強を教え、進学や就職ができるように指導するのが仕事でした。

つまり、あなたは教育を受ける「お客さま」で、そのために親は学費を払ってくれたのです。

会社の目的達成に貢献する

会社の目的は、お客さまに製品やサービスを提供し、利益を得ることにあります。

その目的を達成するために、あなたは社員として働きます。つまり製品やサービスをお客さまに提供する側になります。

会社では社長から新入社員まで多くの階層があり、営業や経理などの仕事を通して全員が目的達成に貢献しています。

あなたも会社の目的に貢献する1人です。あなた自身のやりがいや達成感は、会社の目標が達成できて初めて味わうものなのです。




積極的な姿勢が周囲からの信頼を得る

補助的な仕事も会社にとっては重要です

会社に入ってからも、上司や先輩達が多くのことを教えてくれます。

しかしそれは、学生時代に親や先生が面倒を見てくれたのとは意味が違います。あなたが早く会社の目的に貢献できるようになるためです。

学生時代はあなたのために周囲の大人達が動いてくれました。会社に入ると、今度はあなたが周囲の人達のために動くことになります。

はじめのうちは当然ながら、上司や先輩達をサポートする補助的な仕事を多く任されるでしょう。

会社の事業を進めるために、社内では多くの仕事が必要です。重要な仕事の周りには、それをサポートする仕事が必ずあります。

職場では実行したことが評価されます

もし社長がコピーとりや電話番で忙しければ、会社経営という重要な仕事ができなくなります。

新入社員の何倍、阿十倍という給料をもらう社長が、新入社員にもできる仕事をやっているのでは困ります。

それぞれの役割があり、会・社全体で目的達成のために動いているというイメージを時つことが大切です。

上司や先輩達も新人のころは補助的な仕事を任されていました。一つ一つの仕事を通して実力をつけてきた結果、いまは重要な仕事を任されているのです。

もしあなたが「こんな仕事は簡単だ」と思えたのなら、次からは指示を待たないで自ら進んでやってみましょう。会社の仕事は理屈ではなく、実行した結果だけが評価されます。

その積み重ねがいずれ重要な仕事を任されることにつながり、数年後には後輩や部下があなたの仕事を手伝ってくれるような立場になれるのです。

  • 「上司・部下のためのあなた」が会社の人間関係の基本
  • 簡単な仕事と思うなら、言われる前に進んでやってみせる