不健康

人間ドックにいって異常なしだからと言って安心していませんか?

人間ドック

 

人間35歳も過ぎて同世代の友人が集まると、どういうわけか話がいつの間にか不健康自慢大会になってしまったりしてませんか?

 

血圧肝機能値血糖値コレステロール値の高さの自慢にはじまってギックリ腰の自慢その他、本来自慢のネタなどにならないような不健康っぷりで競い合いたくなるのですね。

 

そして、必ず誰かが「この間、人間ドックに行った」と言い出し、皆に「そろそろ行った方がいいよ。年に一度はちゃんと調べた方がいいよ」とアドバイスするものです。

 

中には「マニアなのかな?」と思われるほど詳しい人もいたりして、どこのドックが良かった等と発展し、胃カメラが怖いの怖くないのなんて、話は流れていきます。
早期発見&早期治療が完治の第一条件ですから、そのためにも体の隅々まで調べる人間ドックは確かに有益です。

 

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人間ドックでは、基本的に、血液検査、胃レントゲン検査(又は胃カメラ)、腹部超音波検査、便潜血検査などを行い、オプションの検査として、マンモグラフィ、肺・脳のCT検査などを行います。

 

料金が高いだけあって、検査には最新鋭の機器が使用されます。これだけ精密に検査して異常が無いと言われれば、誰もがひとまず安心するものです。

 

しかし、人間ドックの「異常なし」は完璧な健康を意味するものではありません。

健康な人を対象に、一般的に死亡率が高い病気(ガン心疾患脳血管疾患など)を見つけるのが主な目的です。検査方法は短時間で多くの人に対応できるよう、機器検査がメインです。
つまり、あまり一般的ではない病気を見つけることは難しいのです。

 

一方「異常」と判断されても、それが即座に病気であるとも限りません。人の体は千差万別ですが、人間ドックの検査結果はすべて数値化されて出てきます。

 

例えば、体重が標準よりオーバーしていても、日頃の運動量や遺伝的なものによっては、それが肥満なのか問題のないレベルなのか評価は分かれます。

 

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でも、人間ドックの結果は統計によってだけ下されるので、はっきり「肥満」「要注意」と診断が下されてしまいます。

 

こうした数値に神経質になり、血圧の高さを気にしすぎてストレスをため込んだり、糖分を控えようと自己流の無理なダイエットをしたら、健康だった体も不健康になってしまうかもしれません。何事も過剰反応は逆効果です。

 

もちろん、人間ドックの良好な結果だけで、顔が土色になっていて、誰が見ても具合が悪そうなのに、「俺は健康だから!」と言い張るなんてのはもってのほかです。

 

うけた時はよくても、1カ月後にどうなっているかなど誰にもわからないものですから、当然ですよね。

 

人間ドックは自分の体や普段の生活を見直すいい機会であることは確かです。

 

ただし、「結果を過信せず、数値に一喜一憂しない」が正しい付き合い方であるという事は心に留めておきましょう。
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