不健康

にがりダイエットで健康的に痩せられる!?

にがりで豆腐

 

ダイエット界では様々なダイエットグッズが流行りものとして登場しては、あっという間に忘れられていきます。

 

その中では、にがりは随分とロングセラーといえます。にがりは豆腐の天然凝固剤として、日本人には古くからなじみがありました。「豆腐は体にいいんだから、やっぱりにがりも同じだよね」と誰もが思っても不思議ではありません。

 

ダイエット界に真打登場!とにがりに沸き返ったのは当然かもしれません。

 

天然のにがりは海水を煮沸して、上澄みの液をろ過して得られます。最近はその原液をみそ汁や炊飯器に垂らしたり、安全な濃度に希釈した「にがり水」を飲む方法が主流です。
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漢字では「苦汁」と書くほどに苦いのですが、以上の様な方法だと苦みもそれほど感じません。

 

にがりの主成分はマグネシウムです。マグネシウムには小腸でブドウ糖の吸収を抑制する働きがあり、この作用が肥満を防いでダイエットに効果があるとされています。

 

脂肪に関しても効果が期待できます。脂肪は膵臓から分泌されるリパーゼという酵素によって分解されて、エネルギーとして消費されますが、余剰分は脂肪細胞に蓄積されます。マグネシウムはリパーゼの分解作用を弱める働きがあるので、結果的に脂肪の蓄積を抑制するとされています。

 

マウスを用いた実験では、にがりを与えたほうが、与えなかった方のマウスよりも血液中の中性脂肪成分が低くなっていることが確認されています。

 

マグネシウムには便を柔らかくする働きもあるので、便秘解消の効果もあります。ダイエット効果を上げたいがために、にがりを摂り過ぎてひどい下痢を起こしてしまった例は少なくありません。

(便秘解消にはこちらの記事も参考に:便秘解消のために食物繊維をせっせと取っているのに逆効果??

 

ここまでの話では「にがりは摂り過ぎにさえ、気を付ければいいこと尽くしなのでは?」と思われたのではないですか。「いいこと尽くし」とまで言っていいのかわかりませんが、飲みすぎないことを条件に加えれば、にがりは確かに健康の一助にはなります。

 

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ただし、腎臓の悪い人、腎機能が低下している人は要注意です。にがりに含まれるマグネシウムなどのミネラルは、弱った腎臓の大きな負担になるためです。

そして、「やっぱり、こういうのは薄めるのではなくて原液からいかなくちゃ」とにがりの原液を自分で薄めて使用したり、料理に利用する人は量にも注意しましょう。

 

以前、神奈川県のとある施設で、便秘解消の為ににがりの原液をのまされた人がショック死した事故が起きました。施設の職員の重大なミスによるものでしたが、このように濃すぎるにがり水は危険ということも十分に頭に入れておきましょう。

 

そして、肝心のダイエットの効果に関しては、飲んですっきり痩せるとは言えませんが、太りにくくはなるかもしれないといったところでしょうか。

 

にがりで痩せるのか、痩せないのかどっちなのかハッキリしろと言う人がいましたら、にがりだけでなく体も動かして健康的にダイエットに取り組むことをおすすめします。
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