唐辛子

2004年頃に日本で大人気になった韓国ドラマに冬のソナタがありましたよね。

ヨン様人気は言うまでもありませんが、チェ・ジウ演じるユジンのスラっとした体に「う~ん」とうなった女性も多かったのではないでしょうか?

「辛いものをたくさん食べても太らない」は、ダイエットマニアの中では常識にもなっています。

「やっぱり、韓国の人はキムチとか、辛いものが好きだしねぇ…」とは誰もが考えたようで、女性週刊誌には『冬ソナダイエット』なんて見出しも踊っていました。

 

唐辛子の辛み成分でもあるカプサイシンを摂取すると、中枢神経が刺激されて、アドレナリンの分泌が活発になります。

誰でもときどき辛いものを無性に食べたくなるときがあると思いますが、それは激辛料理は汗をかいて気持ちがいいし、アドレナリンで脳も活性化されてハイになれるためです。

 

そして、脂肪などのエネルギー源の燃焼を促進し、ダイエット効果をもたらすと科学的にも認められていますから、なんだかいいことづくめの様な気がします。

 

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けれど、相手は刺激物です。摂取しすぎると健康に悪影響が出るのでは、と心配する人も少なくはないでしょう。

 

その通りです。とくに痔持ちの人は辛いものを食べると、翌日、排便時にかなりつらい思いをしますよね。

 

痔のない健康体の人でも、激辛を甘く見てはいけません。辛いものの食べ過ぎからくる、味覚障害です。実は辛いものの食べ過ぎで一番早く来るのが味覚障害なのです。

 

味覚障害とは、何を食べても味がわからない、あるいは食べた物とは別の味を感じてしまうれっきとした「病気」なのです。

しかも、本人は、そのことに慣れてしまっていて異常(病気)に気が付かないのも特徴です。激辛のものを食べても、たいして辛いと感じずエスカレートしているのなら、すでに味覚障害をおこしているのかもしれません。

 

香辛料、調味料を大量に使うのを人に指摘されてはじめて異常に気付くというケースは少なくはないのです。

 

ただ、味覚障害は辛いメニューの食べ過ぎだけが引き起こすわけではありません。甘い食材の過剰摂取や、ヘビースモークなども誘因となります。

 

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また、ミネラルの亜鉛不足で味覚障害になりやすいとされています。亜鉛は味蕾という味覚細胞の新陳代謝に必要不可欠だからです。

亜鉛が多く含まれる食品は、小魚、牡蠣、胡麻、海藻、きな粉、シイタケ、緑茶などです。激辛ダイエットをするような人はあまり口にしないようなものばかりかも?

 

味蕾はもともと辛み刺激に弱くて、その上、味蕾細胞が亜鉛不足であれば、大きなダメージを被ります。しかも一度死んでしまうと元には戻らないのです。

激辛料理は月に一度の外食時に、大勢でワイワイと楽しむくらいがちょうどよいのかもしれません。だいたいチェ・ジウがすらりとしているのは辛いものをたくさん食べるからではなく、持って生まれた体型に努力を怠らないからですよね。

味蕾

味蕾は文字通り、花の蕾(つぼみ)の形をした微小な感覚器官で、味に対する受容体がついています。食べ物の味成分とレセプターが、鍵と鍵穴のような関係で反応して味覚神経を通じて脳に伝わります。

甘いとか辛いとか様々な味は、最終的に脳が知覚しているという事になります。味蕾細胞は4000~5000個あり、年齢とともに減少していきます。一度破壊されると再生できないので注意が必要です。

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